ホンデの根っこ。ソウルの新しいアイデアが最初に現れる場所
ホンデの本当の根 — 音楽、デザイン、ストリートファッション、インディーのすべてが何十年ぶん積み重なった、この街の若いエンジン。目抜き通りはとうに没個性な観光地になったが、脇の路地はいまも中身が濃く、向かいの住宅街に渡れば、ソウルでもとっておきの店とカフェが出てくる。次に来るものは、大体まずこの辺に現れる。
写真なし、星の評価なし — 友達に話すことだけ。ソウルに住んでる僕が実際に通う場所が、この街に67か所。
ガイドを開く歩く順で見るなら: ホンデ・西橋の散歩コース。
コンソメのように澄んだ豚コムタン。豚は単一品種、席は10、一日100杯で終わり。
有名店よりこっちを選ぶ、僕のホンデのタッカルビ。大人数の楽しさは同じで、味はひとつ上。
ルーフトップからホンデがまるごと。開店以来、韓国の伝説級DJが回してきた、聴くためのバー。
店であると同時にレーベル。盤が直で入るから、レア物が個人輸入より安い。
釜山式の豚骨スープ。24時間炊いて、24時間営業 — 同じ数字が二役こなしてる。
梨泰院店と同じチーズバーガー。街の西側にいる日のために。
僕の中ではホンデ界隈で一番のコーヒー。焙煎士は韓国のロースティング大会で2位。
手包みの南京マンドゥ(小籠包、鍋貼)と東坡肉 — いまは路地脇の地下にいる。
韓国のインディーデザインを探す人に、まず勧める店。文具、ZINE、妙な小物、ときどき展示。
ホンデの喧騒から外れた静かな新顔。コーヒーに本気で、噂はもう広がり始めてる。
まだ行けてない。水原(スウォン)の人気カフェのホンデ支店で、京義線森の道のすぐそば。
まだ行けてない。臥牛山路の上のほう、半地下のブランチ&ワインの店。キッチンは20時まで。
パン作りの番組に出ていた日本人パン職人の店。定番をまっすぐ焼いていて、腕の確かさが伝わってくる。
ピッツァイオーロはナポリの名職人、ジュスティニアーニ家の出。薪窯90秒でピッツァになる。
RYSEホテルの中にストリートウェア3フロア。Carhartt WIPにReigning Champ、ひと通り全部。
店内醸造のマッコリ。春夏秋冬の4種を、2時間飲み放題で回せる。
韓国のジャズを追ってれば知ってる名前。若手の登竜門で、ライブは毎晩。
スケートとサブカルチャーを、暮らしまるごと見せる店。服、香り、本、レコード — すべてがひとつの審美眼でつながってる。
器と生活道具を確かな目で選んでて、自前のラインも作ってる。
まだ行けてない。西橋(ソギョ)に来たばかりのプレミアムなランニング&アウトドアのセレクト — HokaにSatisfy、Soar。
ラーメン図書館のあるコンビニ: 壁に200種、その場で作れる調理マシンまで。
ジェントルモンスターのホンデ旗艦店。アート展示と化したアイウェアが3フロア。入る価値はあるが、ハウスノーウェアはさらに上を行く。
まだ行けてない。ストリートレーベルyeseyeseeの初の旗艦店で、ジェントルモンスターと同じ並び。
グルメ番組「水曜美食会」で名が売れたが、決め手は300本のイタリアワインリスト。
まだ行けてないが、合井と上水(サンス)のあいだのLPバー。レコードのDJに、クラシックなカクテル。
まだ行けてないが、合井の路地の中ほどにあるカウンターバー。オリジナルカクテルに、ウイスキーの棚も充実してる。
壁一面に有名人のサイン。韓国で試すべきは、チーズトンカツのほう。
地下でヒップホップ、ソウル、R&B。エレクトロニックが肌に合わないなら、ほぼ迷わずここ。
2026年、アジア太平洋のピッツァランキングで4位。マルゲリータは「ピッツァ・オブ・ザ・イヤー」受賞。行列ができるのも当然。
60〜70年代のヴィンテージスピーカーに囲まれた夕食。もてなし役はレコード。
まだ行けてない。朝早くから夜遅くまで開いてる合井のコーヒー店。
低温で揚げるカツに条件つき: 週4日の昼だけ、入口には紙の名簿 — それだけの価値はある。
砂時計つきの焼き鳥。59秒のつくねは砂と競争で食べる — 急ぐ価値がある。
まだ行けてない。上水の地下にある小さな石焼きビビンバの店。ナムルの丼は肉なし。
メニュー代わりに絵本を手渡すカクテルバー。グラスの中身もその期待を裏切らない。
オスロのミッドセンチュリー・コーヒーバーが、東京経由でここに。昼はコーヒー、暗くなればカクテル。
手間を惜しまない少量仕込みのアイスクリーム。信じるべきは、変なフレーバーのほう。
マリックの焙煎所。Fell+Coleから階段をひとつ上がった先で、韓国ロースティング大会2位の腕。
店主は自分で豆を焼く人。客を急かすより、一杯について語るほうを選ぶ。
炭火の焼きサバなら、ここが僕の定番。骨は毎朝手で外してあって、ごはん・汁・サラダはおかわり自由。
野生酵母の生地を薪火へ、トッピングは予想の外 — ファインダイニング志向のピッツァ。
スケトウダラや油揚げをこれでもかと詰めたキンパ。米より具。小さなカウンターで買える、まるごと一食。
学生価格のまま質を落とさなかったチキン。揚げるのは注文ごと、客足は途切れたことがない。
上水の小さな済州出張所。食材は島から届き、カウンター席はひとり飯に向く。
まだ行けてないが、上水のバーテンダーたちが飲みに行く店と聞いてる。8席のカクテルバーで、週末は朝5時まで。
10席のモルトバー。テーブル1つにバーテンダー1人、なのに常連の数は計算が合わない。
プロトコルの上水支店。あのミニマルな灰色の静けさが、延禧洞(ヨニドン)まで遠征せずに手に入る。
モザイクの2号店。同じ友人、同じ審美眼、そして正直、空間の出来は二店のうちこっちが上。
窓いっぱいの漢江パノラマを前に、本格コーヒー。見覚えのあるあの写真は、ここから撮られてる。
プラタナス並木が見える窓に向かって、ドリップコーヒー。ここはなぜかいつも、ゆっくりした午後みたいに見える。
日が落ちるとワインとウイスキーに変わる延南のコーヒーバー。店名の意味は「テキトーな遊園地」。
鶏を丸ごと、オークの薪火で90分。下ではヌルンジ(おこげ)が金色になっていく。
まだ行けてない。半地下のワンオペ・キッチンで、テーブルは3つ、多くて4つ。
まだ行けてないが、2階をまるごと使ったバー。店名は読んで字のごとく「20世紀的な日常」。
まだ行けてないが、グルメガイド「ブルーリボン」掲載の平壌冷麺の店。肉なしの一杯なら、スープなしのコルドン。
まだ行けてないが、西橋のイタリア寄りブランチカフェ。トラメッツィーノにパニーニ、テラスでスプリッツ。
ヒットコーヒーのソウル1号店。漢南店も新沙店もここから育った。豆は自家焙煎。
住所以外は日本の深夜食堂。小さくて温かく、肉抜きなら刺身が主役。
つけ麺の求道者たちに聞くと、決まって返ってくる名前。麺は自家製。
同じ角で30年、北朝鮮式マンドゥ。ほとんどの卓はマンドゥグク(餃子スープ)を頼む。
よそのカフェがこっそり豆を仕入れていく焙煎所。カップの中身は、界隈でも指折りの完成度。
トンカツの信徒にとってはここが本山 — 「ソウル最高のカツは?」への定番の答え。行列も込みで。
鶏とヌンイ茸(コウタケ)でとる塩ラーメン。ミシュラン掲載、広い店に移ってなお列。
トルティーヤまで店でプレスする、一から手作りのメキシコ料理。肉なしで行くならセビーチェと魚のタコス。
当日仕入れのホルモンの炭火焼きと、深い味のコプチャンチョンゴル(ホルモン鍋)。しっかり年季の入った老舗。
チョン・ホヨンシェフの人気うどん店。ただ現地受付のみで待ちが長いから、僕なら5分歩いて汁麺を食べに行く。
古い韓国の料理書にあるナンミョン(卵入りの小麦麺)を、イタリアン出身のシェフがよみがえらせた。ビブグルマン選出。
狙い目と入り方はガイドの中にある — 行列が短い時間帯、入り口でのコツ、韓国の電話番号がいる予約まで。
北村・安国はエリアまるごと無料。払う前に、僕を信用できるか確かめられる。
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